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演出インタビュー

シアターグリーン学生芸術祭Vol.9参加団体をより詳しく知って頂く為に、参加各団体の演出家さんへのインタビューを行いました!
集団の事から、演劇以外のおススメまで、幅広くお答えいただきました!!



隣屋
 作・演出: 三浦雨林
隣屋 とは?
2014年4月旗揚げ。日本大学芸術学部演劇学科劇作コース、三浦雨林主宰。
生活の中の感情や言葉から飛躍をしない作品の再現を試みている。
声に出すことの出来ない感情を、舞台の上で生身の人間が再現することの繊細さと芸術性を表現することを目標に上演。
演劇においての空間と音、声と身体のあり方について、公演毎にアプローチを変化させている。
 参加作品:「どう考えても日本語」
■団体について教えてください。いったいどんな団体なのでしょうか?
空間と音、身体と声を意識した作品を作っている。
日常生活から飛躍をしない感情の再現を目標・課題としている。
上演の際、戯曲やテキストに書いてある情報をそのまま視覚化するのではなく、少し離れたイメージやモチーフを用いることが多い。整頓された、シンプルな表現を得意とする。舞台セットは抽象的なものが多い。
また、劇場以外での上演を多く試みている。


■劇団をつくったきっかけというのは何ですか?
私と私に近い人達の力で演劇を0から創りたかったのがきっかけです。


■団体名の由来は?
生活圏から出ない言葉と感情を表現するので、隣という文字を使いました。
屋は店のような意味です。


■ここがうちの劇団のいいところ!悪いところ!というのを教えて下さい。
劇団員がいないのがいいところでもあり悪いところでもあるような気がします。


■大学の演劇活動環境について劇団の数や、普段の稽古や公演の場所など教えて下さい。
日芸3年では知っている限り劇団は7つほどあります。
稽古場は、日芸校舎の一般教室、または校舎のある練馬区の区民施設が安く借りられるので学校が使えない時はそこを利用します。







■演出家さん自身についてお伺いします。演劇をやりたいと思ったり、自分で創り始めたのはいつからですか?そのきっかけは何ですか?
演劇を始めたのは小、中学校から、自分で作演出し始めたのは高校生からです。
北海道で上演していた倉本聰さんの作品を見たのがきっかけでした。


■今の自分にとって演劇はどのような存在ですか?
考え事っぽい感じです。


■演劇以外に好きなものがあったら教えてください。
猫が好きです。


■演劇・映像などジャンルに関係なく、多くの人に観て欲しい!というお勧めの作品があれば教えてください。
エドワードゴーリーの作品
芥川龍之介の作品






■芸術祭の話に戻ります。「学生演劇」というくくりについて何か思うところはありますか?
どれだけ、コメディ作品を上演する劇団でも抽象的な舞台を作っている劇団でも同じ括りなのはとても面白いと思います。
「学生演劇」というジャンルとして表記されると観劇する際に選びにくい傾向にはあると思います。
裏を返すと普段見ないジャンルも選ぶきっかけになる良い表記とも思います。


■シアターグリーン学生芸術祭についてどう思っていますか?良いところ、悪いところ、期待するところ、気になるところ・・・忌憚のないご意見をお聞きします。
他団体と交流、上演することができる貴重な体験なので参加させていただき非常にうれしく思っております。
なかなか劇団同士、他大学やまったく知らない人同士で知り合うこと、増してや同じ舞台を作ることなどほとんど無いのでとても面白い企画だと感じております。


■今回の作品についてネタバレにならない程度に教えてください。一体どんな作品になるのでしょう?
隣屋第三回公演『どう考えても日本語』
日本の話をしようと思います。
地方と東京のこと、桃太郎、今立っている地面のこと、日本の自分の中のこと。
なんとなく暮している自分の足元を見るような話です。
なんとなく。
本作品は日本語字幕で上演致します。


内容がよくわからなくても、日本に住んでいて日本語を話しているのなら、何故か腑に落ちる作品になると思います。


■ありがとうございました!